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国民生活調査会で質疑に立ちました: 聴覚障害者の情報保障とユニバーサルデザインの推進

  • 執筆者の写真: Hirata Inaho
    Hirata Inaho
  • 2024年4月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月28日




先日の国民生活調査会(2024年4月17日)で、参考人の方々にユニバーサルデザインについて質問する機会を得ました。

まず、聴覚障害者の情報保障について質問しました。聴覚に障害を持つ人々が日常的に直面する困難について触れ、特に災害時や日常生活で情報にアクセスできないことが重要な問題であることに思いをいたしました。聴覚障害があると、緊急時の情報や教育・職業に関する情報へのアクセスが制限され、その結果として不利益を被ることになります。この点について、参考人からは、情報保障の重要性を認識し、当事者団体と連携しながら、災害時の避難体制を整えることが求められると答えてもらいました。特に、災害時にはどうすれば正確に情報を伝え、命を守るためにどう行動すべきかという具体的な議論が進められるべきだという意見がありました。


後半は、公共交通機関や地域のユニバーサルデザインに関する話題に移りました。特に地方でのユニバーサルデザインの推進について、財政的な制約や地域格差を懸念しつつ、どうしていくべきかを参考人に質問しました。無人駅などの例を挙げ、無理なくバリアフリー対応を進める方法として、駅員が待機するのではなく、運転士がスロープを使用して車椅子利用者をサポートする方法が有効であると説明されました。この方法は、特別な費用をかけず、効果的に対応できることが実証されており、地方鉄道でも既に実施されている事例があります。さらに、ユニバーサルデザインを進めるためには、公共サービスとして支え合うべきだという考えが示され、地域でも同様の考え方を広めていくことができるのかなと、感じました。

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